竹内銃一郎集成Ⅱ 情報

Achievements
竹内銃一郎集成Ⅱ 花ノ紋
桜と宵待草と芥子の花、
   競い咲く色とりどりの花物語

日時:
2017年11月25日18時~
      26日14時~ 18時~
      27日14時~

場所:
千日亭
大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル3F

入場料:
前売・当日ともに
一般2,000円 学生1,700円

※―チラシ挟み込み情報―
11月25日(土)16時までに、トリイホール4Fまでチラシをお持ちください。(持ち込み、郵送可能)部数は250部を予定しております。【挟み込みをご希望される方は、ご一報下さい】住所:大阪府大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル4階


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竹内銃一郎集成Ⅱにて上演される作品を紹介しています。
画像データをクリックすると大きくなります。

酔・待・草(1986年初演 秘法10番館)

一本の木の下、宵待草に包まれて眠るように死んでいる少女・カスミ。そこへやって来るふたりの刑事と事件の目撃者、他。
はたして、夜空で星が輝く前に、事件の真犯人(ほし)は挙がるのか?
あたま山心中 散ル、散ル、満チル(1989年初演 吉田日出子企画)

落語の「あたま山」、メーテルリンクの「青い鳥」をベースに書かれた、認知症の母とその介護をする息子の切ないふたり芝居。
2016年に大人計画の平岩紙・近藤公園のコンビで上演され好評を博す。
風立ちぬ(1998年初演 東京乾電池 第49回芸術選奨文部大臣賞受賞作)

結婚式を明日に控えて、さきの心は揺れている。彼女の命の恩人・三原山、六年前に亡くなったはずの相撲取りが、彼女の前に現れたのだ。
そんな私的事情などお構いなく、日本は戦争に突入!
長谷川伸的世界をコメディタッチで描く。
Moon guitar(2014年初演 A級MissingLink)

中国の古楽器・月琴を仲立ちに結ばれた、ギター職人角中と、中国残留孤児二世・マオの友情を軸に、中国マフィアの暗躍と
複数の恋愛事情とを重ねて描く、ハードB・コメディ?!

キノG-7とは

竹内銃一郎が新たに立ち上げた集団名。キノGとは、数年前に知人の子どもたちにつけられた竹内のニックネームきの爺に由来する。7は、竹内の個人サイト・キノG語録(=5・6)の次の数字であること、竹内がこれまで関係した7つ目の集団であるところから命名された。

キノG-7 公式Twitter

キノG-7 facebookページ

竹内銃一郎の個人ウェブサイト

竹内銃一郎/Juichiro Takeuchi


劇作家・演出家 1947年生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中に映画監督・大和屋竺に師事。75年、木場勝己、沢田情児らと劇団「斜光社」を結成し、『檸檬』『SF大畳談』『悲惨な戦争』などを発表。暴力にあふれた世界を乾いた笑いと知的なスタイルで描く作風で注目を集めた。80年に劇団「秘法零番館」結成、『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞を受賞。俳優・佐野史郎と共にユニット「JIS企画」を結成し96年に『月ノ光』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と第30回紀伊國屋演劇賞個人賞を、また同年『坂の上の家』『氷の涯』他で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。98年、『今宵かぎりは…』『風立ちぬ』で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年には紫綬褒章を受章。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。後進の育成に力を注ぐとともに、08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を継続。14年3月に退職し、現在は京都に居を構える。