“キノG-7 公演NO.2『さいごのきゅうか』”決定!

竹内銃一郎集成Ⅴ 情報

竹内銃一郎集成Ⅴ タニマラ(さびしい風)
出演者:保 武田操美 松原一純 前畠あかね 竹内銃一郎

会場:千日亭
大阪市中央区千日前1-7-11 上方ビル3F

日時:2018年4月
  20日(金)19:00~
  21日(土)14:00~ 19:00~
  22日(日)14:00~
竹内銃一郎独演会 22日(日)17:00~

※開演の40分前受付開始、開場は、開演の20分前よりです。

入場料:
前売 1800円 当日 2000円 
学生 (前売・当日共に)1500円
竹内独演会 前売・当日共に1000円

※挟み込み希望の方は、4月20日の12時に会場までお持ちください(郵送可能)
今は昔、栄養映画館(1983年初演 桃の会)映画の完成を祝うパーティー会場。しかし。開始時間まであと3分だというのに、誰も来ない。
苛立つ監督と助監督。そこに、席を確保せよと矢継ぎ早に電話が入る。
慌てるふたりは着ていた服を次々と脱ぎ …⁉ 
イヨネスコの「椅子」を換骨奪胎した、抱腹絶倒の笑劇!
かごの鳥(1987年初演 鳩ぽっぽ商会) 地下室に閉じ込められた、幼馴染のふたりの乙女(?)。犯人は「おじさん」だ。
しかし、それが誰でなぜこんなことをしたのかは …? 「兄さん」の助けを待ちわびているが、外は大雨、すぐ近くを流れる川も勢いを増し…。
ああ、ふたりの運命やいかに?
金色の魚(1996年初演 劇団ACM) 海辺のベンチに女子高生・頼子とその母。母はこれから家族を捨てて、恋する「金色の魚」のもとに行こうとしている。
あれから20年。頼子は母からの電話を心待ちにしているが …。
 P・クレーの絵に寄せた短編集「光と、そしていくつかのもの」に収められた一篇。
チュニジアの歌姫(1997年初演 JIS企画) 映画監督Kがチュニジアに来たのは、古のアイドル・マルグリットに映画の出演交渉をするためだった。
紆余曲折の末、希望は叶うかと思われたが、Kの秘密が明らかになり …。
 P・クレーの「パルナッソス山」にインスパイアされて書かれた悲喜劇。

キノG-7とは

竹内銃一郎が新たに立ち上げた集団名。キノGとは、数年前に知人の子どもたちにつけられた竹内のニックネームきの爺に由来する。7は、竹内の個人サイト・キノG語録(=5・6)の次の数字であること、竹内がこれまで関係した7つ目の集団であるところから命名された。

キノG-7 公式Twitter

キノG-7 facebookページ

竹内銃一郎の個人ウェブサイト

竹内銃一郎/Juichiro Takeuchi


劇作家・演出家 1947年生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中に映画監督・大和屋竺に師事。75年、木場勝己、沢田情児らと劇団「斜光社」を結成し、『檸檬』『SF大畳談』『悲惨な戦争』などを発表。暴力にあふれた世界を乾いた笑いと知的なスタイルで描く作風で注目を集めた。80年に劇団「秘法零番館」結成、『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞を受賞。俳優・佐野史郎と共にユニット「JIS企画」を結成し96年に『月ノ光』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と第30回紀伊國屋演劇賞個人賞を、また同年『坂の上の家』『氷の涯』他で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。98年、『今宵かぎりは…』『風立ちぬ』で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年には紫綬褒章を受章。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。後進の育成に力を注ぐとともに、08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を継続。14年3月に退職し、現在は京都に居を構える。