“キノG-7 公演NO.2『さいごのきゅうか』”決定!

竹内銃一郎集成Ⅳ 情報

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竹内銃一郎集成Ⅳ 耳ノ鍵
家族・友情をつなぐ絆がもつれて切れて一線を越える、<危険な愛>を描いた戯曲4篇。

場所:千日亭

日時:
2018年
3/2(金)19:00~
3/3(土)14:00~ 19:00~
3/4(日)14:00~
※受付開始は40分前より、開場は開演の20分前より。


挟み込みは200部を予定しております。ご希望の方は3月2日12時頃に千日亭にお持ちください。
郵送・持ち込みどちらでも可能です。
少年巨人 (1976年 斜光社にて初演)ロープで柱に括りつけられた新・ミスターと、千本ノックと称して彼をバットで殴り続ける旧・ミスター。ナボナをめぐる父子の死闘の決着は?
劇作家・竹内の実質的デビュー作。(この公演にチラシは無く、公演時の写真データです。)
東京大仏心中(1992年 東京国際演劇祭にて初演)妻・母を亡くして以来、函館でふたりだけの生活を続けてきた父と娘。娘の結婚が決まり、ふたりは東京見物に出かける。そして…。
小津安二郎「晩春」の変奏曲。
モナ美(2000年 カメレオン会議にて初演)幼稚園での出会い以来、時に途切れることはあっても、数十年にわたって友情を育んできたモナ美とトモ世の間に、決定的な亀裂が生じる。果たして、その原因となったのは…?
マダラ姫(2004年 JIS企画にて初演)突然連絡が途絶えた劇作家・班目正午に会うべく、彼の仕事場にやって来た演出家の心・平を出迎えたのは、正午と瓜二つの双子の妹・あさひだった。正午はどこに?手首のオブジェに記された、「anybody set up」が意味するものは?
謎が謎を呼んで哄笑を招く、奇想のミステリー

キノG-7とは

竹内銃一郎が新たに立ち上げた集団名。キノGとは、数年前に知人の子どもたちにつけられた竹内のニックネームきの爺に由来する。7は、竹内の個人サイト・キノG語録(=5・6)の次の数字であること、竹内がこれまで関係した7つ目の集団であるところから命名された。

キノG-7 公式Twitter

キノG-7 facebookページ

竹内銃一郎の個人ウェブサイト

竹内銃一郎/Juichiro Takeuchi


劇作家・演出家 1947年生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中に映画監督・大和屋竺に師事。75年、木場勝己、沢田情児らと劇団「斜光社」を結成し、『檸檬』『SF大畳談』『悲惨な戦争』などを発表。暴力にあふれた世界を乾いた笑いと知的なスタイルで描く作風で注目を集めた。80年に劇団「秘法零番館」結成、『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞を受賞。俳優・佐野史郎と共にユニット「JIS企画」を結成し96年に『月ノ光』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と第30回紀伊國屋演劇賞個人賞を、また同年『坂の上の家』『氷の涯』他で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。98年、『今宵かぎりは…』『風立ちぬ』で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年には紫綬褒章を受章。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。後進の育成に力を注ぐとともに、08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を継続。14年3月に退職し、現在は京都に居を構える。