竹内銃一郎集成Ⅲ 情報

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竹内銃一郎集成Ⅲ チェーホフ流
チェーホフの小説・戯曲をベースにした4篇の戯曲が奏でる<非情>の饗宴(ハーモニー)

日時:
2018年1月
12日(金)19時~
13日(土)14時~ 18時~
14日(日)14時~

場所:千日亭
大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル3F

入場料:
前売り・当日ともに

一般2,000円 学生1,700円

―チラシ挟み込み情報―
1月12日(金)12時頃に、トリイホール4Fまでチラシをお持ちください。(持ち込み、郵送可能)部数は200部を予定しております。【挟み込みをご希望される方は、ご一報ください】住所:大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル4階

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竹内銃一郎集成Ⅲにて上演される作品を紹介しています。
画像データをクリックすると大きくなります。

みず色の空、そら色の水(1993年初演 東京乾電池)
ひとり暮らしの老女が遠い昔を回想する。高校の演劇部で舞台美術を担当していた彼女が、合宿先で体験した歓びと切なさに彩られたあの夏の日々…。
氷の涯(1995年初演 東京乾電池 読売演劇賞優秀演出賞受賞作品)
チェーホフの小説「仔犬を連れた貴婦人」「恋について」その他からの「引用の織物」的作品。
ふたりの出演者(男女)がそれぞれ善・悪二役を演ずるところがこの作品のキモ。
オカリナJack&Betty わたしたちののぞむものは(2010年初演 DRY BONES)
寂れた商店街の片隅で電気店を営む伯父と、洋菓子専門学校生の姪。思わぬ形で<事件>に関係してしまったふたりの運命は?これは「21世紀版 ワーニャ伯父さん」だ。
ランドルト環(2016年初演 MODE)
チェーホフの短編小説7篇の劇化からなる戯曲より、ナンセンスの極み的「小役人の死」と、涙涙の「ワーニカ」をpick up。初演時のタイトルは「あなたに会ったことがある・4」。

キノG-7とは

竹内銃一郎が新たに立ち上げた集団名。キノGとは、数年前に知人の子どもたちにつけられた竹内のニックネームきの爺に由来する。7は、竹内の個人サイト・キノG語録(=5・6)の次の数字であること、竹内がこれまで関係した7つ目の集団であるところから命名された。

キノG-7 公式Twitter

キノG-7 facebookページ

竹内銃一郎の個人ウェブサイト

竹内銃一郎/Juichiro Takeuchi


劇作家・演出家 1947年生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中に映画監督・大和屋竺に師事。75年、木場勝己、沢田情児らと劇団「斜光社」を結成し、『檸檬』『SF大畳談』『悲惨な戦争』などを発表。暴力にあふれた世界を乾いた笑いと知的なスタイルで描く作風で注目を集めた。80年に劇団「秘法零番館」結成、『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞を受賞。俳優・佐野史郎と共にユニット「JIS企画」を結成し96年に『月ノ光』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と第30回紀伊國屋演劇賞個人賞を、また同年『坂の上の家』『氷の涯』他で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。98年、『今宵かぎりは…』『風立ちぬ』で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年には紫綬褒章を受章。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。後進の育成に力を注ぐとともに、08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を継続。14年3月に退職し、現在は京都に居を構える。