“キノG-7 公演NO.2『さいごのきゅうか』”決定!

あと3年あと5本
他の方々はいざ知らず、わたくしめはゴールが見えないと、重いお尻が上がらない御仁。というわけでとりあえず「あと3年あと5本」という区切りを決めて、演劇活動再開をここに宣言。以下は、今回の第一弾に続く、目下構想中の作品群。
イ)『恋愛日記2』(初演1986年)
  '80-'90年代に学生劇団等で頻繁に上演されていた竹内最大の〈ヒット作〉。登場人物10人。新たな視点を注入し、「新作」として蘇らせる。
ロ)『みず色の空、そら色の水』(初演1993年)
  高校・演劇部の夏合宿のお話を、初演時より片隅にあった、平均年齢65歳での上演実現。
ハ)『エキス! 海の馬』(仮題)
  竹内がこれまでに書いた戯曲から20本ほどを選び、ギュッと絞って90分ほどの作品に。2017-2018年にかけて上演した「竹内銃一郎集成」の進化系立体版。
ニ)台頭を期待する若い劇作家の作品の演出。
ホ)『鳥の唄 ~家族のしらべ』
  10人の家族たちが互いの臓器を交換しあううち11人目の家族が誕生する。奇蹟の(眉唾物の?)世界を描く新作。

[ 竹内銃一郎 キノG-7主宰 ]

主催|キノG-7
スタッフ|照明:幸野英哲 音響:宮田充規 選曲:シダG 
演出助手&音響操作:丑田宅麻 舞台監督:北村侑也 制作:那木萌美・垣脇純子
宣伝写真:石塚洋史 宣伝美術:武田操美
協力|PAC West Inc. 
   〔熊本公演〕珈琲と酒 音楽と本 黒猫、第七インターチェンジ/転回社
   〔名古屋公演〕株式会社ミルゲート 
後援|〔名古屋公演〕公益財団法人名古屋市文化振興事業団

キノG-7とは

竹内銃一郎が新たに立ち上げた集団名。キノGとは、数年前に知人の子どもたちにつけられた竹内のニックネームきの爺に由来する。7は、竹内の個人サイト・キノG語録(=5・6)の次の数字であること、竹内がこれまで関係した7つ目の集団であるところから命名された。

キノG-7 公式Twitter

キノG-7 facebookページ

竹内銃一郎の個人ウェブサイト

竹内銃一郎/Juichiro Takeuchi


劇作家・演出家 1947年生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中に映画監督・大和屋竺に師事。75年、木場勝己、沢田情児らと劇団「斜光社」を結成し、『檸檬』『SF大畳談』『悲惨な戦争』などを発表。暴力にあふれた世界を乾いた笑いと知的なスタイルで描く作風で注目を集めた。80年に劇団「秘法零番館」結成、『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞を受賞。俳優・佐野史郎と共にユニット「JIS企画」を結成し96年に『月ノ光』で読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)と第30回紀伊國屋演劇賞個人賞を、また同年『坂の上の家』『氷の涯』他で読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。98年、『今宵かぎりは…』『風立ちぬ』で第49回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2004年には紫綬褒章を受章。2000年に近畿大学文芸学部教授に就任。後進の育成に力を注ぐとともに、08年には学生たちと「DRY BONES」を結成し創作活動を継続。14年3月に退職し、現在は京都に居を構える。